『織りの着物』の特長や装い、産地別にご紹介

■織りとは
織りの縦糸を「経糸(たていと)横糸を「緯糸(よこいと・ぬきいと)」と呼ぶ。
白生地・色無地は、一色の色の糸でシンプルに織られたもの。
経・緯糸の一部を染め分けて織られたものに、紬・絣・格柄がある。
緞子や綸子・錦織・綴れ織などは糸の色を染め分け、織り方を変化させることで、模様を作り出したもの。
糸を染めてから織り上げるので、糸同士の結びつきが密になり、しっかりとした仕上がりになる。
目地が詰まっているという感じ。

■阿波しじら織りの産地
琉球絣 産地/徳島県徳島市

阿波しじら織りの特長
阿波の特産である藍で染められた木綿糸で織られる。
独特の縮みは、縦糸の張力の違いにある。
おなじみの縮緬は、(緯糸)横糸に強い撚りをかけて織ったあとに、湯で戻して作るが、阿波 しじら織りは、2種類の糸の織の技から生まれる張力差から出来る。 平織り(縦糸と横糸を交互に織る)と、縦糸を3本まとめて織る(引揃)を交互に組み立てて できる。

織物の世界では、縦糸は経糸。横糸は緯糸と記します。
汗を吸収し、通気性もよく夏着物として素肌に着たり(浴衣と同じ)長襦袢のうえに着て ベタつくこともなく、お洒落着物としてもお薦め。

■阿波しじら織りのこと
阿波では、絹を使うことを禁止する条例が出たために、木綿の布での工夫で、この阿波しじらも誕生した。
と、いうと意図的のように感じるが、実は阿波しじら織りは、偶然の産物。
海部ハナ(1831-1919)という女性が、たたえ織りで出来上がった布を干していたところが夕立で濡れてしまい、 次に日光で乾かすと、表面が波打ったように、しじらの原型ともいえる趣が現れた。
これは面白いということで、試行錯誤して、しじら織りは完成した。 たたえ織りとは、18世紀に阿波地方で織られていた木綿縞で、経糸を引いてそろえる織りの技法。

正真正銘の証、阿波しじら織りは、 作務衣ときもの専門店 都屋 阿波しじら織りの詳細ページへ

伝統工芸 阿波しじら織 正藍染甚平
この画像は、作務衣ときもの専門店 都屋 よりお借りいたしました。

縦の縞模様が一般的。特に濃淡のグラデーションが美しい唐桟縞(とうざんしま)は、鰹縞は 見事な美しさである。 1937年に戦争で生産を中止。1951年に再び生産されるようになる。

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